社員対談
製品や業務への
解像度を高め
さらなる成長へ

仕事で意識していることや
職場の雰囲気、成長を実感できたこと、
そして今後の目標。
先輩×後輩もしくは上司×部下の二人に、
さまざまな切り口から
「アイコムで働く」
ということについて対談してもらった。

※内容は取材当時のものです。

上司S.Sさん
第2ソフト設計部 ソフト設計課 技師
19年目社員。中学生時のラジオ制作や、サイクリングでトランシーバーを使用した経験から無線機に興味を持ち、入社へ。入社後はメディア技術部に配属となったが、その後、現在の部署に異動となり、アマチュア無線機の固定機やD-STAR®のソフト開発を手掛ける。
部下T.Mさん
第2ソフト設計部 ソフト設計課
2年目社員。小学生時代からのものづくりへの興味から大学ではロボット工学を専攻し、設計や開発職を志す。アイコムの高品質な無線機製造や、設計から製造まで一貫した生産体制などに魅力を感じて入社を決めた。アマチュア無線機のアプリやソフト開発を担当。

THEME 01

普段の仕事の進め方

学生時代からのギャップとそれを埋める工夫

アマチュア無線機の車載機チームに属し、その中でもさらにT.Mさんとの2人による小チームで作業を行っています。作業を分担して進めるので、私の方では作業内容の説明や分担、進捗状況の確認などを行っています。
具体的には、タスクごとにだいたいの日数の見積もりがあるので、それに対してどの程度進んでいるかどうか、つまずいていないかなどを確認するようにしています。

学生時代にもプログラミングの経験があるとはいえ、細部まで作りこむことは少なかったので、さまざまな例外も考慮した緻密な設計や、無線機に搭載する機能がどのような仕組みで動いているのかを理解するところなどに難しさを感じています。
また、新しい作業に取り掛かる前には目的や概要について先輩から説明を受け、疑問点があれば解決してから取り組むことを心掛けています。教えてもらった内容は次にも活かせるよう、メモを取り、振り返れるようにしています。

それは良いですね。こちらが説明しきれなかった時も自分で調べたうえで確認しに来てくれますし、教えたことへの理解も早いと感じていました。
また、お願いしたことは、こちらが想定していたよりも早く仕上げてくれることも多く、非常に助かっています。また、特に年次が浅いと大きな仕事というよりは小さな仕事を少しずつお願いすることが多いですが、T.Mさんはそうした仕事もコツコツと取り組んでくれますよね。当社主催のアマチュア無線イベントのサポートなども率先して手伝ってくれて助かりました。

THEME 02

印象に残っている仕事

認識のずれから実感した、質問や確認の重要性

ある機能をプログラムする際、外からの動きは分かっても、ソフト上でどう実現すればよいのか分からず、苦戦しました。特に実装を進める際に、誤った認識のまま作業してしまい、時間を浪費してしまったことも。
S.Sさんは、「分からないことがあったら聞いてね」と言ってくださっていましたし、事前に質問したり、途中経過で確認してもらったりなどをしていれば、もう少し早く誤りに気づけたのでは、と思うともったいなかったです。
現在は、この件を教訓に早めに相談や質問をするようにしています。しかし、分かりやすく言語化することが苦手で、言葉足らずになってしまうこともあるので、例えばソースコードなど、補足資料を用意することも心掛けています。先輩は、忙しい時でも質問や相談にはいつも丁寧に対応してくれますし、つたない説明でも意図を読み取ろうと寄り添ってくださるので非常にありがたいです。

※ソースコード:プログラムが書かれたテキストデータ

私も説明が伝わっているかを確認するようになりました。1年ほど一緒に仕事をしてきたので、私の回答や説明に対する表情や反応で合点がいっているか、迷っているかはなんとなく分かるようになってきたように思います(笑)。その際は理解できなかった箇所を尋ねたり、もう一度違う言葉で説明してみたりします。
私自身としては、自分がどのような状況であれ、物腰を柔らかくすることを心掛けています。例えば自分が何かにつまずいていても相手には直接関係のないこと。T.Mさん含め、相談しに来てくれた人が話しやすい雰囲気はキープしていたいです。このほか、初めてとなる業務をやってもらう際には、参考となるソースコードも一緒に提示するなど、丸投げにはならないように意識しています。

THEME 03

成長を感じた点

知識や経験の蓄積が技術者としての自信になる

技術者としての成長を実感したのは、開発がうまくいかない時の解決する引き出しが増えたことです。プログラムがうまく動かない時の例でいえば、これまでは原因を調べるのにソースコードを順に目視で見ていくことしかできませんでした。
しかし、デバッガーツールを用いることで、ソースコードの不具合箇所の特定がしやすくなりました。こうした技術的な引き出しが増え、業務自体のスピードや精度が上がったことで、自分の成長を実感しました。

最近は質問の際も一言ヒントを伝えるだけで、自分で調べたり、解決できたりが増えてT.Mさんの着実な成長を私も感じています。今後もさまざまな壁にぶつかるかもしれませんが、考えを尽くし、積み重ねたものはきっとT.Mさんの自信につながるはずです。T.Mさんの成長につながるよう、過不足のない適切なサポートをしていきたいと思っています。

ありがとうございます。
私も今後、後輩をもつこともきっとあると思います。今はまだ自信がありませんが、いざその時にしっかりと教えたりアドバイスしたりができるよう、プログラミングや業務への理解度を深めていきたいと思っています。

T.Mさんも感じている通り、理解度を深めていくことは大事ですね。その理解は後輩指導だけでなく、製品開発をする上でも大切なことです。例えば、自分やチームが担当するのはある一つの機能かもしれませんが、当然ながら製品にはたくさんの機能が搭載されることになります。そうすると時には、機能と機能の絡み合いによる不具合が出ることもあります。
そのため、自分が担当する機能についてまずはしっかりと理解を深めることから始め、今後は、私も難しさを感じているけれど、製品全体の機能やプログラムを理解していくことも頭の片隅に置いておくといいと思います。それは広く深い理解となり、今後先輩になった際にも役立ちますし、技術者としてもぐんぐん伸びていくのでは、と思います。