SCENE

アイコムがつなぐ
人びとの願い
無線通信は人と人をつなぐことで、
どんな安心や喜びを生み出すのか。
ここでは、4つのシーンを通じてご紹介します。
SCENE01
災害時の不安を
減らすために

突発的な自然災害が
訪れようとも、
この笑顔を
いつまでも守りたい。

私たちの日常に、突如訪れる自然災害。
その規模は時に想定を大きく超え、
回線のパンクや基地局の倒壊などによって、
携帯電話がつながらなくなることも。

誰かとつながれず情報が得られないことは、
被災地により一層の不安をもたらすことになる。
その結果、心に大きな影を落とす人も出てくるだろう。

自然災害は避けられないものだとしても、
いざという時に相手の心をケアできるように。
いつでも誰かと確かにつながれる、
その安心感が、ただ欲しい。

アイコムが果たす貢献
01

IP700

IP700

業務用無線機はその名の通り、主に警備や工事現場、飲食店などのビジネス用途で使用されています。しかし、災害発生時には、これらの無線機は被災地に届けられます。その中で、いま注目を集めているのが、IPトランシーバー IP700です。携帯電話の通話エリアならどこでも通話できるだけでなく、万一の携帯回線トラブル時にはデジタル簡易無線機(一般的なトランシーバー)として通信することができるのです。被災地で安定した通信手段を提供すること、これもアイコムの役割の一つなのです。

SCENE02
イベント運営を
成功に導くために

待ち望んだイベントに
誰もが心を躍らせ、

ずっと大切な
思い出となるように。

全国各地で開催される、さまざまなイベント。
数万人規模のものも決してめずらしくはないが、
運営スタッフの数は限られていて、
安全な運営の実現は容易ではない。

スタッフ同士のちょっとした連携のズレが
大きな混乱にもなりかねないからこそ、
常に連絡を取り合い、連動することが重要だ。

訪れた人びとが楽しい時間をそのままに、
安心して帰路についてほしい――。
チームワークを発揮する運営スタッフたちの
胸に込められているのは、そんな思いだ。

アイコムが果たす貢献
02

IP502H

IP502H

イベント運営に限らず、ビジネスでは常に安定した通信が求められます。近年は携帯電話回線を使うIP無線機が人気。その代表格がIP502Hです。従来の無線機のように距離の制約がなく、日本全国、携帯電話のエリアなら安定した通話が可能です。しかも、万一の回線トラブルに強いデュアルSIMにも対応しています。交通機関、警備業、建設業、飲食業など、さまざまなビジネスシーンに高度な通信環境を提供し、業務の効率アップ、サービスの強化、安全の確保に貢献しています。

SCENE03
無線通信の楽しさを
伝えるために

世界の誰かとの交信。
そのスケール感と
偶然の
出会いの楽しさを、もっと。

インターネットやスマートフォン全盛のいまも、
趣味で楽しむファンの多いアマチュア無線。
その電波は時に太平洋も渡るなど、
地球規模での偶然の出会いに、多くの人の心が動く。

次は、どの国の誰と出会えるだろう。
国内外の数百万人を超える仲間が、
今日も無線機の向こうで待っている。

そんな感動や驚きに満ちたアマチュア無線は、
時代の変化や機種の進化で、楽しみ方も多様に。
次の世代はきっと、私たちとは違う
新たな楽しみ方をしていることだろう。

アイコムが果たす貢献
03

IC-7300

世界的大ヒットとなったのが2016年発売のアマチュア無線機、IC-7300。高性能と優れた操作性、コストパフォーマンスが高く評価されました。アイコムは1964年の創業以来、常に魅力的な製品を全世界のアマチュア無線機に届け、感動と楽しみを提供し続けています。また、アマチュア無線機器の提供や技術支援を通して、無線通信の魅力を伝えるとともに、若いオペレーター(無線従事者)の育成にも貢献しています。

SCENE04
洋上での
安全確保のために

携帯電話のエリアを超えた
大海原でも、
安全を信じて
前に進んでいきたい。

エンジンやバッテリーなどの機器トラブル、
波浪による転覆・浸水、衝突や乗揚げ事故……
海に出る船は、さまざまなリスクと隣りあわせ。
最悪の場合、乗務員の命にも関わりかねない。

また海上では、携帯電話の通話圏外も多く、
安全・安心な航行を実現するためには
通信不能となる事態は避けなければならない。

目の前に押し寄せる波を越え、
行きたい場所へと辿り着くために。
通信が途絶えないという確信こそが、
海上を前に進む大きな力となっていく。

アイコムが果たす貢献
04

IC-M510J

IC-M510Jはスマートフォンからも操作可能な国際VHFトランシーバー。AIS(船舶自動識別装置)受信機能を搭載し、周囲を航行する船舶の情報をリアルタイムに表示することが可能。他船の情報を収集し、意思疎通を図ることで、衝突の危険を回避することができます。アイコムの無線通信機器は陸上のみならず、海上での安全確保にも大きな役割を果たしています。

これまで紹介したシーンは、
無線通信のほんの一端に過ぎません。
ですが、たとえどんな時であったとしても、
無線技術の根底にある
「人と人を確かにつなぐ」使命は変わりません。

そして無線技術の進化は、
「人と人をつなぐ」可能性をさらに広げていきます。
だから私たちは、
さらなる研鑽を挑戦を日々重ねていくのです。
もっと多くの人びとの思いに、
応え続けていきたいから。