- INTERVIEW|02
- 社員インタビュー
マーケットやお客さまの特徴を見極め、 それぞれに応じた最適な製品を提案する
国内営業部 東京営業所
K.Dさん
2020年入社。将来性、安定性を軸に就職活動をする中で出会ったのがアイコム。災害時の通信やインフラが途絶えた時でも通信可能な製品を製造しており、時代を超えて成長する企業だと感じたことが決め手に。現在は販売代理店網を通した営業活動に従事している。
2020年入社。将来性、安定性を軸に就職活動をする中で出会ったのがアイコム。災害時の通信やインフラが途絶えた時でも通信可能な製品を製造しており、時代を超えて成長する企業だと感じたことが決め手に。現在は販売代理店網を通した営業活動に従事している。
販売店への提案営業活動を中心に、無線機の拡販に努めています。各販売店は競合メーカーの無線機をはじめ、さまざまな電気機器を扱っています。そんな中でいかにアイコムの無線機を扱ってもらうかが、私のミッションです。そのために大切にしているのは、私と協業するメリットを感じてもらい、その上でアイコム製品を扱うメリットを伝えていくこと。たとえば、販売店の方がその先のお客さまに提案しやすいように、「当社の特徴的な機器である、携帯電話のSIMが入るトランシーバーを、あるホテルでは、“沖縄の通信を東京で聞いて、東京本部から沖縄へ指示を出す”、という使い方をしている」などという好事例を伝えたり。また、販売店と一緒にお客さまに対して提案活動を行うこともあります。大規模商業施設のお客さまに防災対策用の無線通信機器の入れ替えの提案をした際は、販売店の営業の方と何度も打ち合わせを重ね、お客さまの現場でのデモ検証も実行。その後も粘り強い交渉を繰り返した末、当社でしか実現できないシステム構成を気に入っていただき、大きな商談が成立した時はずっしりとした手応えを感じました。
最も注目しているテーマは医療関係の人手不足です。実際、アイコムには介護施設や病院から通信の面で問い合わせが多く入っており、訪問して無線機の提案も行っています。そんな中、アイコムの無線機を導入した医療機関のお客さまから、「無線機で情報を逐次一斉に伝えることによって、緊急を要する現場の近くにいる人が動けたり、手の空いている人が動けたりすることから、業務の効率化が図れた」との喜びの声が届いています。アイコムの無線機には、複数人との通信、簡便な操作性、通信制限を受けないなど、他の通信機器にはない強みが多々あります。その強みを生かした提案をこれからも積極的に行うことで、医療関係の人手不足を解決に導いていければと考えています。
現在、東京営業所ではこれまで以上に新規開拓に力を入れていこうと動きはじめています。ターゲットは、需要がありそうなのに販売店がリーチできていないお客さま。私が需要を掘り起こした案件を販売店に紹介するという、いまとは違う商流を築くことができれば、マーケットがぐんと広がると思います。同時に「アイコムに言えば案件を取ってきてくれる」という販売店からの絶大な信頼を得ることができます。また、アイコムのビジネスはいま、無線機単体ではなく、電話やネットワーク機器などいろんなものと連携したり、他社と協業するなどして、総合的なシステムを提案する方向に広がりつつあります。そのため、営業が対象とするマーケットも大きく広がっていきます。しかし、そうした中でお客さまごとに適切な提案を行い、案件を獲得していていくためには、無線機だけでなく、進化し続ける通信ネットワークなどの知識も必要不可欠です。営業の難易度はますます高まりますが、その分、挑みがいもあります。