INTERVIEW|
社員インタビュー

ニーズを捉えたデザインで 製品に革新を起こせる デザイナーになりたい

商品デザイン部 商品デザイン課

A.Yさん

2017年入社。大学でのプロダクトデザインの経験を活かしながら、社会に貢献できるという軸で就職活動をする中、アイコムに出会った。防災活動や官公庁で使われている無線通信システムは社会で必要不可欠なものと感じ、入社。現在は製品の外観デザインを担当。

仕事内容・ミッション

ユーザーの生の声を聴き、
使う人に寄り添ったデザインを組み立てる

無線機と一口に言っても、当社はBtoB*とBtoC*向け製品の両方を扱っており、これらはさらに携帯機、固定機などに分かれます。そして、当社が手掛けるこうした多種多様な製品には、それぞれ微妙に異なるニーズがあります。例えばBtoB製品では、過酷な使用環境でも安心して使える「堅牢さ」など、要望にきっちり応えたデザインが求められます。一方で、BtoC製品ではスマートな雰囲気など、ユーザーの心にまで届く魅力も大切。こうした機種ごとに異なるニーズを拾い上げ、デザインに落とし込むことは非常に楽しく面白みがありますが、このニーズの把握が実はとても難しい。そのため、最近では営業部と連携し、取引先へのヒアリングを実施しています。できる限りユーザーの声を聴き、そこから何を課題として設定し、デザインとして組み立てるか。そこにデザイナーとしての力量が問われます。先輩や上司とも何度も相談しながら、プロダクトアウトではなく、使う人に寄り添ったデザインとなるよう心掛けています。
*BtoB…Business to Businessの略。企業が企業を相手に展開するビジネス形態を指す。
*BtoC…Business to Customerの略。企業が一般消費者を相手に展開するビジネス形態を指す。

仕事の先に見据えるテーマ

最先端技術に負けない製品づくりのために、
たとえネジ一本でもこだわりたい

衛星通信やAIなど、新しい技術に関心を持っています。優れた新技術は、社会に浸透し、次の時代のスタンダードとなっていくことと思います。一方、無線機はそんな現在においても、スマートフォンなどとは異なり、インフラに依存しない音声通信という、他に代替されにくい特長を持ちます。私の仕事は、そうした無線機の良さを守りながら、魅力をさらに高めていくこと。そして、私たちが行うデザインは外観部すべてが検討の対象となります。そのため、タッチパネルに慣れたユーザー向けに、無線機にタッチパネル導入を提案することもあれば、デザインの観点からふさわしくないと思えばネジ一本にこだわることもあります。どれも強度や生産性、コストなどを関連部署とともに考えていかなければならず、簡単なことではありません。しかし、世間に次々と生まれる便利なモノに負けない製品づくりのために、こだわるべきところにはこだわり、デザイナーという立場から貢献していきたいです。

今後の目標とキャリアプラン

基礎的なデザイン力をさらに磨き、
デザイナー視点でイノベーションを起こしたい

特定小電力トランシーバー IC-4120のデザインを担当した時のことです。主にECサイトで取り扱う製品のため、画像だけで丈夫さや魅力を伝える必要があるプロジェクトでした。そこで、部分的な角取りやU字状のラインで前面を囲うなどで、丈夫さとスタイリッシュさを演出することに。しかし、試作段階で色むらやはみだしなどのトラブルがあり、塗装業者と相談し、何度も微調整するという苦労もありました。それだけに、リリース後に「良いデザイン」などのレビューを見た時には大きな達成感がこみ上げ、同時に、デザインがユーザー満足につながる一つの要素であることも実感しました。今後は私自身が課題に感じている、基礎的なデザイン力をさらに鍛えていきたいと思っています。全体と細部のバランスなど、先輩方や上司のデザインにはまだまだ及びません。また、無線機以外、例えば家電でも細部の処理など参考になる点はたくさんあります。そうして、目に入るさまざまなデザインを糧にスキルを磨き続けたい。最終的には、デザイナーだから分かる気づきを製品開発に活かしたり、製品にイノベーションを起こす提案もできたりするくらいの人材へと成長していくことを目指しています。

CAREER PLAN

3年後
ユーザーはもちろん、他部署や同僚にも納得感のあるデザインを素早く提案できるようになりたいです。そのために、世間のデザインや技術トレンドにアンテナを張りめぐらせ、リサーチ力と分析力を鍛えていけたらと思っています。
5年後
強化したデザイン力をもって製品開発に携わりながら、社内のさまざまな人にもデザインの重要性を伝えていきたい。デザイナー目線のいろいろな気づきを共有することで、デザイン発信で技術力強化の流れを巻き起こせるくらいの人材になっていきたいです。
10年後
幅広いマネジメント力や調整力を身に着け、ニーズを捉えた製品づくりに部署を超えて取り組みたい。それが、アイコムがあらゆる業界から引けを取らず、絶えず成長する企業となることにつながると信じています。